サンキュータツオさんの国語辞典の選び方というのを買った。
一通り読んでみたが、果てがなさそうだ。
辞書を読むという発想とともに、そんな気力がない私としては、
さらに
コレクションするというその経緯が理解できなかったりする。
言葉の海に溺れるっいうても、肝心の言葉使えなかったら意味ないし、
言葉に自分が使われてしまうのは嫌だし、
なにより間違っていたとしても自分の使える言葉を把握する・・・実感していないと、
何にも書けなくなるんだよねorz
まぁ、なんでもいいいや。
一語一語自覚するにはやはり辞書は必携なのかもしれん。
とはいえ、やはり浮気性な自分。
実は本に紹介されてない辞書を新しく買ってたりしています。
それが「
てにをは辞典」というもの。
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なんかもの書くときの索引として使えるらしく、買ってみたのだがいろいろと感心する。
たてがみ
が≫波の~白くくねって走っている
とか小説で使われる表現だったり、論文とかで使われる表現だったり、いろいろ載っているらしい。
この弖爾乎波辞典は日本初のコロケーション辞典らしいです。
(アマゾン評)
ただし、例文は乗っているが説明が一切ないすっきりしたもの。
簡単に言ってしまえば、外人からしたら英英辞典のようなものかな?
でも向こうには説明くらい乗っているはずだから、外人が手にとったら絶対混乱するかな?
「日本語表現大辞典――比喩と類語三万三八〇〇」
っていう辞書を手掛けた小内 一さんって方が著書らしい。
んで、今回なのに何故こんな日記を上げたかと言うと、
この辞典、作者さん曰く「国語辞書を補完する一冊として~」と書かれていますが、
「んなこと全然考えてねぇよ、おらよめや、オ?」っていう気合を感じられるくらい、本の説明・・・活用に気合を入れています。
まぁ、どういう説明がなされているか。
引き合いを出す体力はこれから眠ろうという私にはないのですが、
(現在深夜0時回ってます)
複数の結合語(用例)からとある一つの名詞なり、形容詞なりを推測する(見出し語を推測)。っていうのを使い方の紹介から見つけて、買う決心を固めました。
一番の決め手は、用例を見比べられるってことにあるでしょうか。
ただ読んで居るだけで自分がいままでどういう言葉に触れているのか、実感として沸き立ってくる。
正しい表現だけ入れていない分、読んでいるこちらまで緊張感が増してくるんですよね。
見慣れない言葉を見つけたら、マーカーで色塗り。
別の辞書で調べて・・・っていう繰り返し。
そんなことをやっていると気がつけるのですが、
この辞書、
意味説明と文法の説明がない文「自分だけの辞書」になりやすいんですよね。
それともう一つ、
自分で用例を作りたくなってくる。
もう~・・・これだけでもう・・・
「
国語辞書の補完として」
とかいう控えめなものでは決してなく
「俺様を中心にハベラセテヤンヨぱぉ~ん(DQN風」なイメージがモクモクとわきたっていきますね~・・はい。
簡単に言ってしまえばほかの辞書を切っては捨て世界を股にかけるビッチであり、ヤリチンな辞書ですよ。
この
てにをは辞典ってやつは。
さっそく私の手の中にある「新選 国語辞典 第6版」が虜になって、
ページがどんどん黒に染まって逝っております。
弖爾乎波辞典って夜露死苦と同じくらいイカツイ名前だと思いませんか?
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このゾウ・・・恐るべし(;゚д゚)ゴクリ
この辞典とほかの辞書との往復がすごくて、開けば必ずハァハァいっている状態です。
辞書と辞書、合わせて読み込むと膨大な暇つぶしができますので、試してみるのも一興かも。
舟を編むかってみようかなぁ~っと近頃思う、
そんな日々の、以上、そんな雑文でした。